集中力が続かない|天六メンタルクリニック|天神橋筋六丁目駅の精神科・心療内科・内科

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集中力が続かない

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注意欠陥・多動性障害(ADHD)

集中力が続かない

注意欠陥・多動性障害(ADHD)とは発達障害の一つです。特徴として、年齢に見合わない「不注意さ」や、好きなこと以外への集中力や関心がほとんどない「多動性」、思いつきで即座に行動に移してしまう「衝動性」が見られます。場に応じて行動することが苦手なため、ミスや不注意などの症状が他の人と比べて目立ちやすくなります。そのため、職場や家庭での日常生活に支障をきたす可能性があります。
大人になるとともに、これまで経験したことない社会環境にさらされることによって、不注意や衝動・対人関係の悩みが目立ったり、周りから指摘されやすくなったりなどして、受診し、そしてADHDと診断されることもあります。不注意から生まれる人間関係の変化が心のバランスを崩し、うつ病や不眠などその他の症状を伴いやすくなるのも特徴です。
前頭前野の機能調節に偏りが生じることによって「不注意・多動・衝動」といった特徴が現れると考えられています。

注意欠陥・多動性障害(ADHD)の症状

注意欠陥・多動性障害(ADHD)では以下のような症状が見られます。

①不注意

重要な要件でも期限を守れない
子どもでは日々の宿題や課題、大人では重要な書類などを期限内に仕上げることができず、「怠けている」「仕事ができない」などのレッテルを貼られてしまうことがあります。

物事を順序立てたり、やり遂げられない
子どもでは勉強中であるのに関心ごとに気を取られ、1つの物事に集中できないことがあります。大人では複数の仕事があると計画を立てることができず仕事がたまっていくことがあります。これらは上記の「期限を守れない」につながっていきます。

必要なものをなくす、忘れ物が多い
子どもでは持ち物を家に忘れたり、書類を渡し忘れたりします。大人では身近な物をすぐなくしたり、仕事や約束事を忘れたりします。しかし、子どもの場合は周りの環境(両親や学校の先生、友達)のサポートにより気づかないケースもあります。

②多動性

そわそわと手足を動かす
何かを常に触ったり、体を小刻みに揺らしたり、貧乏ゆすりをしたりしてしまいます。また、じっと座っていられないことも挙げられます。

③衝動性

しゃべりすぎることが多く、相手が話の途中であるのに話始めてしまったりしてしまいます。
また、自身の欲求をコントロールできなくなることがあり、欲求が満たされなかったりするとすぐにイライラしてしまい大声を出したり、モノにあたったりしてしまいます。

注意欠陥・多動性障害(ADHD)の治療

日常生活への支障を最小限にするために、生活環境や人間関係などを見直す心理社会的治療と薬物療法を中心に治療を行います。

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